NHKの「すくすく子育て」という番組をたまに見ています。いつかの回で、「子育てことば」について特集されていました。ドキッとした部分も、なるほどと思った部分もあって、とても勉強になりました。
○歳なのにできないの?
時間的や精神的に焦っていると、つい言ってしまいがちな言葉です。子供を急かしてしまったり、脅してしまったりする言葉。本当は使いたくないけど、使っている現状・・・なんとかしたいと思いつつも、集団生活を回していくためには全体で動かなければいけない部分もあって、と言い訳ですね(´;ω;`)
意識して、治していきたいです!
- そんなことしてたら、大きい組さんになれないよ。
- そんなことする5歳さんなんていないよ。
- 4歳なのにそんなこともできないの。
など。振り替えば思い当たる言葉がたくさん浮かびます。
これらの言葉を置き換える!
- そんなことしてたら、大きい組さんになれないよ。
↓
- そんなことしてたら、お母さんになれないよ。
- そんなことしてたら、先生になれないよ。
- そんなことする5歳さんなんていないよ。
↓
- そんなことするお母さんなんていないよ。
- そんなことする先生なんていないよ。
- 4歳なのにそんなこともできないの。
↓
- お母さんなのにそんなこともできないの。
- 先生なのにそんなこともできないの。
このように子供にかけようと思っている言葉、子供にかけてしまった言葉を置き換えてみます。母親の自分、父親の自分、保育士としての自分がこんな風に言われたら傷つきますよね。
置き掛けてみて、言葉の持つ力にやられました。
親や先生は何気無く言った言葉でも、子供にとってはズシンと心に刺さるものもあると感じました。
この「言い換え術」のお話をされていたのは、玉川大学・幼児教育学の大豆生田啓友教授でした。とっても勉強になりました!日々の保育の中で、一呼吸おいて置き換えてみようと思います。
子供の心を育てたいと大きなことを言っていても、大人である保育の私がこのような言葉を使ってては話になりませんね・・・
反省(´;ω;`)
本当にそうですね♪
身が引き締まります。ありがとうございます(^o^)
グルメさん!
コメントありがとうございます。大人の私達が、意識して言葉を使っていきたですよね(*´∀`*)
私も身が引き締まりました!