わらべ歌遊びについて勉強をしました。わらべ歌って意識して使わないと、なかなか保育の中に取り入れれないですよね。ここ2~3年はわらべうたを保育に取り入れようと思って勉強しています。
わらべうたを取り入れるポイント
- 段階を追って取り入れる。
初めはわらべうたを歌うだけにする、次に動きをつけてみる、繰り返し遊んでみる、慣れてきたら動きに変化をつけてみる・・・など段階を踏んでいくといいそうです。
子ども達がうたを口ずさめるようになるくらい、繰り返し歌うと、遊びも充実してくると教わりました。
- 同じわらべうたでも年齢によって取り組み方を変えて遊べる。
同じわらべうたでも、年齢や発達によって少しずつ動きの変化をつけたり、難しくしたりすると、どの年齢でも楽しめるということでした。
- 歌声の大小をつける、心の中で歌う(内的聴覚)
歌を覚えてきたら、歌声の大小をつけて楽しんだり、声に出して歌うところと心の中で歌うところに分けて楽しんだりもできるそうです。
保育者の合図に合わせて声に出したり、心の中で歌ったりするゲームみたいな感覚で歌うのも楽しいそうです。例えば、「ずいずいずっころばし」で、左手を茶壺にして、右手を蓋にします。蓋をしたときに心の中で歌うというルールにしておくと、保育者の手を見て心の中で歌ったり声に出して歌ったりします。
内的聴覚を鍛えることは、特例制度で幼稚園教諭免許取得するときに通った佛教大学でも教わりました。
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得意なわらべうたを3つ自分のものにしましょう!
わらべうたって何種類もあって、次から次へと新しいものを覚えたくなります。ですが、講師の先生によると、「得意なわらべうたを3つ自分のものにする」ことが大事だそうです。
1年中おなじわらべうたで遊んでもいいそうなんです!
これを聞いて少しホッとしました。もちろん自分の中の引き出しは多いほうがいいと思いますが、無理して覚えたり、中途半端に覚えるくらいないなら、3つのわらべうたをしっかりと身につけて、それらで遊んだほうが子ども達も楽しいとのことでした。
慣れてきたら、新しいわらべうたを覚えていってもいいですね(*´∀`*)と優しく教えてくれました。
わらべうたに細かなルールはない
わらべうたに、絶対的なやり方、リズム、音程などはないので、歌いやすい方法、やりやすい動き、子ども達が喜ぶ音程などで遊ぶのがいいそうです。
ある程度の音程などは決まっていますが、少しずれたからといって間違っているわけではないので、気にせず楽しんだほうがいいとのことです。
このように、自由に遊べるのも「わらべうた」のいいところだそうです(*´∀`*)
わらべうたの紹介
- キャーロノメダマ二
「キャーロノ メダマニ キュースエテ ソレデモ トベルカ トンデミナ オッペケペッポ ペッポッポ」
- コドモ カゼノコ
「コドモ カゼノコ ジジババ ヒノコ」
ジジババのところを、子どもの名前に替えて歌います。名前を呼ばれた子が、次の子の名前を呼んで、次々と名前を呼んでいく遊びです。
- おちゃをのみに
「おちゃをのみにきてください はいどうぞ いろいろおせわになりました はいさようなら」
人形などを使って、子どもとやりとりをしながら遊びます。
わらべうたの豆知識🎵
わらべうたの題名や歌詞が「カタカナ」のものと、「ひらがな」のものがあると思います。これには理由があるそうなんです。
「カタカナ」は音程がなく、リズムのみが表記されているわらべうた。
「ひらがな」は音階も表記されているわらべうた。
このような違いがあるそうです!これも知っているとおもしろいですよね。まだまだわらべうたについて知らないことが多いので、もっと勉強しようと思います。
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