発達にいての研修に行ってきました。今回は希望の研修だったので、一緒に行った先生は3人。帰りにお茶してきました(笑)これも研修の楽しみの1つですよね(*´∀`*)
発達過程のキーワード
発達過程についての見解はいろいろあるので、今回の研修で教わったものを紹介します。
0歳 | 愛着と人見知りの時期 |
1歳 | 言葉と芽生えと探索の時期 |
2歳 | 自我と芽生えと探索の時期 |
3歳 | 自我の充実 |
*0歳との関わり方は、「泣く」「笑う」などの意思表示・要求に対して優しく対応するとこが大切だそうです。
*1歳との関わり方は、子どもの指差しや探索活動に対して目線を合わせて答えることで、信頼関係に繋がるそうです。大人との「心が通い合う経験」が必要とのこと。
*2歳との関わり方は、自己主張がしっかりとしてくる時期なので、自分の思いが通らない経験もさせることが重要だそうです。例えば、子供同士のいざこざなどで、大人がすぐに答えをだそうとしたり、仲介しようとしたりしないこと。それぞれの思いを受けとめてから「先生は(お母さん)こうすると良かったと思う」と大人の意見を伝えるようにしましょう。自分の意見と折り合いを付ける経験をさせることも重要だそうです。
*3歳との関わり方は、自分で何でもやりたい時期なので、まずは子どもがやりたいようにやらせる。でも、できなかったら大人がやってあげる。子どもは「できる」「できない」を繰り返しながら成長していくそうです。例え大人が思うようにできなくても、時間がかかっても、暖かく見守っていきましょう!また、大人や友達の真似をすることが、見立て・つもり遊びに繋がっていくそうです。
乳児保育のポイント
①一人一人の子どもと向き合う
子どもをまるごと理解すること。○○をして楽しいと感じている子どもを見て、どのように楽しいのかを表情や動きなどから考えてみるなど、子どもに向き合って気持ちを考えてみることが重要だそうです。
②家庭との連携
連絡帳などを通して、家庭と保育園との連携をとりましょう。また、登降園時のなにげないおしゃべりも大切にしましょう。排泄・食事・着脱は家庭の様子に合わせて関わるようにすることで、子どもが迷わずに済むそうです。
③基本的信頼関係を育てる
子ども達は特定の大人との愛着関係があることで、安心感につながるそうです。基本的信頼関係は対人関係の基本となります。人とのコミュニケーションが育ち、子どもにとっての安全基地となるのが特定の大人との愛着関係です。人として生きるための土台となるそうです。
乳児保育の環境
- 家庭的でくつろげる場・ほっとできる場
- 一人一人の子どもの興味・関心に見合った多様な遊びが生まれる環境。自分で取り出して遊び出せる環境
この2つを意識することが大切だそうです。
人的環境としての保育者
表情・姿勢・動き方・服装・声・話し方など、保育者自身が保育の環境となるそうです。オノマトペを使った語りかけ、絵本の中の話し方を使うといいそうです。
*オノマトペとは・・・自然界の音・声・物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語。擬音語、擬声語、擬態語など。
おもちゃへの配慮
- 清潔が保てて安全な素材を選ぶ
- 出来るだけ拭いたり、日光消毒を行う
- 十分な数を揃える
- 常に置く場所を決めて、子どもの馬生を裏切らない
場所を決めて置くことで、子ども達が安心して遊べるそうです。また「明日はこれをしようかな」と期待をもてるようにもなるそうです。
保育者の連携
- 複合クラスにおける各年齢発達の連携
- 隣のクラスとの情報交換、子どもの成長を共有する
- 保育者の連携は心のつながり(子どもの動きだけでなく、大人の動きをよく見るようにする。アイコンタクトなどで動きの読みをすることが大切)
- 許し合う、学び合う保育者関係(保育者同士も居心地がよい環境作り)
まとめ
乳児保育は一人一人の育ちを援助することがより大切になると学びました。子ども達同士を比べたり、文献の発達と比べたりしないです、子ども自身の育ちを捉えられるような保育士になりたいと思いました。
勉強すればするほどこんがらがりますが(笑)たまに知識を入れるのは、楽しいですね!すぐ忘れちゃうので、忘れないうちにできることから実践していこうと思います(*´∀`*)
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