応急処置について講習へ行ってきました。災害時はどんな怪我や事故が起こるか分からないので、知識だけでも身につけて起きたいと思います。
以前、簡単に書いた記事もありますが、付け足していこうと思います。
以前の記事→ 夏の疲労回復・応急手当
怪我で出血した時
- 擦り傷・・・流水で泥・土・砂などをよく洗い流す。洗い終わったら、絆創膏や清潔なガーゼで保護する。
- 切り傷・・・流水で傷の中の汚れをよく洗う。洗い終わったら、傷口に出血を清潔なガーゼを当て、直接抑えて止血する。止血したら、絆創膏や清潔なガーゼで保護する。
【こんなときは、病院を受診しましょう‐怪我をした直後‐】
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【こんなときは、病院を受診しましょう‐怪我をして時間が経ってから‐】
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鼻血が出た時
小鼻の内側の毛細血管が集まってきている場所からの出血が多いので、しばらくの間、鼻をつまんで止血します。
ある程度、止血できたら鼻栓をしてもいいと思います。
上を向くと、血がのどへ流れて気分が悪くなったり、吐き気がするので、やめましょう。座らせて、軽くあごを引いてうつむきます。
鼻を冷やすのも効果があるようです。
やけどした時
熱が皮膚の内側に伝わるのを防ぐために、早く冷やしましょう!
痛みが取れるまで、冷やしましょう。
衣服が皮膚にくっついてしまった時は、無理に剥ぎ取らずに、衣服の上から冷やしましょう。水ぶくれができた場合は、感染を防ぐために破らないようにします。
流水の圧で水ぶくれが破れてしまいそうな場合は、水を張って冷やすのもいいと思います。
やけどの範囲が広い場合は、受診しましょう!
目にゴミが入った時
無理に目をこすると、目の表面の角膜を傷つけてしまう可能性があります。
こすらずに濡らしたガーゼ等でそっと拭き取るか、流水で洗い流すのがいいと思います。
頭を打った時
コブができた時は、冷たいタオルや冷却パックなどで冷やして安静にします。
出血がひどい時や、嘔吐がある時、顔色が悪く元気がない時、意識がない時などは、すぐに救急車を呼びましょう!
骨折・捻挫・脱臼した時
【骨折】
痛みや腫れがある時は、患部を添え木やダンボールで固定します。患部の上下の関節を固定します。 |
【捻挫】
腫れ、内出血、熱を持っている時は、患部を安静にして、流水や冷却パックで十分に冷やすます。 |
【脱臼】
手が挙げられず、だらりとしている時は、冷湿布や冷却パックなどで冷やし、三角巾等で固定します。 |
蚊に刺された時
- 蚊に刺された時・・・刺された箇所を流水で洗い、冷却パックで冷やすと、痒みや腫れを抑えることが出来ます。
蜂に刺された時
- 小さなハチ・・・強い痛みがあり、赤く腫れた場合は、刺された部分をつまんで毒を出し、流水で洗う。患部に針が残っていたら、とげ抜きなどで抜く。
- 大きいハチ・・・小さなハチと同様の対処をし、すぐに受診!呼吸困難、発疹、意識障害、強い痛み、腫れが酷い場合は救急車を呼びましょう。
クレヨン、絵の具、石鹸などを飲み込んだ時
症状がなければ、吐かせて様子を見ます。
飲み込んだものが口の中にあれば、取り除きます。様子が気になる場合は、受診しましょう。
漂白剤、洗剤などを飲み込んだ時
牛乳や水を飲ませ、吐かせずにすぐに受診しましょう。飲ませることで、毒性を少しでも薄めます。
吐かせると、逆流したところが余計に荒れてしまうこともあります。
歯が抜けた時・折れた時
口の中の血液を出させる。歯の抜けた部分に、硬く丸めたガーゼを強く噛ませる。
抜けた歯は流水でさっと洗い(30秒以内)、乾燥させないように、牛乳や生理食塩水に入れて、病院へ持っていきます。
牛乳に入れることで、歯のタンパク質が出ない効果が期待できるそうです!
まとめ
あってはならない事故や怪我ですが、いざ起こってしまったら、適切な対処をしていきたいです。
すぐ忘れてしまわないように、復習が大事ですねm(_ _)m
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