遊びは段階を踏んで行うのがよい?

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遊びは段階を踏んで行うのがよいという話を聞いたことがあります。

 

 

これも、保育のいち意見として読んでください。この意見が正しくて他の意見が間違ってるということではないです。

 

 

 

 

鬼ごっこの例

例えば、鬼ごっこで遊ぶとします。

 

 

はじめは、鬼ごっこのルールすら知らない子もいると仮定して、遊びを始めます。

 

 

保育者が鬼になり、子どもを捕まえるんですが…鬼から逃げるというルールも知らない可能性があります。

 

 

なので、保育者に余裕があったり、2クラス同時に遊ぶなど工夫をして、鬼役の保育者、逃げる役の保育者と分かれて見本を見せます。

 

 

 

逃げる役の保育者は、子ども達と一緒に逃げることで、楽しい気持ちやスリル感を共有します。

 

 

次に、保育者が鬼になり、子ど達が逃げるという遊びをします。

 

 

この段階では、捕まえられること自体が楽しい子もいるので、捕まったから終わりではなく、何度も追いかけたり捕まえたりを繰り返して遊びます。

 

 

中には、おにに捕まったことで怒れてしまったり、泣けてしまう子もいます(笑)笑ってはいけませんが…そういう子は、追いかけるけどギリギリで捕まえないなどの配慮が必要です。

 

 

 

そして、遊びにも慣れてきたら、子どもが鬼になって遊びます。

 

 

さらに、捕まったら、鬼の陣地に入るだとか、仲間が助けにきたら生き返るだとか、子ども達と話しながらルールを増やしていきます。

 

 

ここまでできるのは年長さんくらいですが、年少さん、年中さんも、段階を踏んで少しずつ鬼ごっこを楽しめるとおもいます!

 

 

 

 

遊びの段階とは?

ベテランの先生方は、よく「遊びには段階がある」とお話しされます。

 

 

はじめは意味が分かりませんでしたし、小難しく話してるのが煙たかったです(笑)若かった…

 

 

今も、きちんと理解しているわけではありませんが、遊びも段階を踏むことによって、子ども達がより楽しめるようになるということは体験しました。

 

 

 

遊びを通して、いろいろなことを学ぶ子ども達。遊びも、保育者の工夫でよりおもしろくなるのではと感じています。

 

 

さらに、子どもからの意見を取り入れることによって、子ども達自身が考えるようになるし、自分達で作り上げる喜びも生まれます。

 

 

さらに、ルールを守らないと楽しくないとか、どこまではオッケーでどこからがバツなのかなど、子ども達なりの線引き生まれてきます。

 

 

子ども達自身で話し合いをしたり、時にはぶつかりあって、その場でのやり取りを通しても学びを得ていると思います。

 

 

「遊び」と一言で片付いてしまいますが、その中から得られるものを最大限子ども達に還元できるように、援助していきたいと思います!

 

 

大げさな話になってきましたが(笑)自分の保育の振り返りになりましたm(_ _)m

 

 

 

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