ふわふわ言葉とちくちく言葉

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「ふわふわ言葉とちくちく言葉」というのがあるらしく、ちょっと気になったので調べてみました。

 

 

友達の子どもが小学校で教わってきたそうで、先日友達の家に遊びに行った時に授業で配られたプリント資料を見せてもらいました。

 

 

ふわふわ言葉とちくちく言葉

ふわふわ言葉とちくちく言葉って聞いたことありますか?

 

 

最近の小学校では、道徳とか生活の時間に教える学校もあるそうです。

 

 

私が小学校の頃はなかったな(笑)時代を感じます・・・

 

 

ふわふわ言葉は言われると嬉しい言葉。例えば・・・

【ふわふわ言葉】

  • ありがとう
  • ごめんね
  • すごいね
  • かわいいね
  • 一緒に遊ぼう
  • 元気だね
  • 仲良くしようね
  • 大好きだよ
  • 楽しいね
  • 嬉しいね など

 

 

 

チクチク言葉は言われると悲しい言葉、言われると傷つく言葉。例えば・・・

【チクチク言葉】

  • バカ
  • あほ
  • デブ
  • ブス
  • 死ね
  • キモい
  • ウザい
  • 臭い
  • そんなことも知らないの
  • 一緒に遊ばない
  • どっか行け など

 

 

 

子どもを脅し叱る保育士や親はチクチク言葉を使っている?

子どもを自分の思っているように動かすために・・・というとかなり語弊がありますが、保育目標や計画に沿っていこうと思うと、ある程度は仕方ないことなのかなと思っています。

 

 

もちろん、個人個人の成長を願ってのことです。

 

 

「子どもを脅し叱る保育士」というと、かなり怖い先生をイメージするかと思うんですが、意外と日常的に行われていることが多いんです。これは保育者に限ったことでなく、保護者にも同じことがいえます。

 

 

保育士や親を責めたいのではなく、無意識にしてしまっているというお話です。

 

 

例えば、ご飯を食べない子がいたとします。保育士や親はたくさん食べて欲しい、栄養をしっかり摂って欲しいなどという思いから子どもが食べるように働きかけます。

 

 

保育士や親「ご飯食べないと大きくなれないよ!」

 

 

これ、よく使いますよね。

 

 

脅しかというとそこまでキツイものではないですが、毎食毎食これを言われ続けたら子どもも疲れますよね。食欲のない時もあるだろうし・・・

 

 

 

あとは、子どもがなかかなか寝ないときの脅し言葉。

 

 

保育士や親「寝ないと、おばけがくるよ!」

 

 

当たり前ですがおばけは来ません・・・でも、これよく使いますよね。

 

 

以前書いた記事もよかったらどうぞ。

叱る保育、脅す保育

 

 

どうやって言い換えるか

「御飯食べないと大きくなれないよ!」

「ご飯をたくさん食べて大きくなろうね!」

「ご飯を食べて元気モリモリになろうね!」

「ご飯を食べてかっこよくなろうね!」

 

 

などでしょうか。

 

 

 

「寝ないとおばけがくるよ!」

「いっぱい寝て元気になろうね!」

「起きたら○○で遊ぼうね」

 

 

などでしょうか。

 

 

うーーーん、分かっているけど難しい!でも意識して少しずつ変えていきたいと思います。

 

 

 

ふわふわ言葉をさり気なく使う

ふわふわ言葉をさり気なく使って、子ども達にも浸透させていきたいなと思いました。

 

 

年長さんくらいになれば、文字が読める子も出てくるので、「ふわふわ言葉とチクチク言葉」を保育室内に掲示しておいてもいいかな。

 

 

ゲーム感覚で子ども達が使うようになると、自然と身につくかもしれません。

 

 

子ども達の可能性を大事にして、自分に対しても、友達に対してもふわふわ言葉が使えるような子に育てたい。心の強い子、心のやさしい子になって欲しいなと感じました。

 

 

 

 

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