保育園や幼稚園で毎日子ども達と接していると、様々な自己主張に出逢います。
正直、キツイな・・・と思う時もありますが、保育のお仕事をさせてもらっている身として、踏ん張りどころだと思っています。
子ども達が自己主張する場面はいろいろで、その都度訴えていることが異なります。子どもの思いを汲み取ろうと頑張っても、なかなか難しかったりします。これも、保育士としての経験を積まなきゃなと思う場面でもあります。
自己主張できないおりこうさん!?
最近は、自己主張できない「おりこうさん」が増加しているそうです。
自己主張は子どもの発達にとって必要なこと。自己主張して、その思いを受け止めてもらって、その上で大人の意見を聞き自分でどうするか決めていく経験が必要になります。
ただ単に子ども達の「いや」「だめ」を受け止めるだけでなく、まずその思いを受け止めて、落ち着いてから保育者の思いを伝え、最終的に子ども達に「どうするか」を聞いていきます。
自分で決める経験が大切とのことです。
何度も自己主張して、受け止めてもらって、自分で決めて・・・という経験を繰り返すうちに、「折り合いをつける」ことも学んでいきます。折り合いをつけれた時は、自分が一人の人間として尊重されていると伝わった時。子ども達が、自分は大切にされているんだと感じられるような接し方をしていきたいです。
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この時期、雑に扱われてきた子は、いつまでも「私をみてよ!」と自己主張する子が多いとのことでした。雑に扱われてきたという表現は、少しキツイ言い方かもしれませんが・・・自己主張していても相手にされないと、子どもの発達にとっては大きなダメージになるということが伝えたいんだなと感じました。
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