保育士資格をユーキャンで勉強して取得すると決めたのはいいものの、なかなか勉強が進みませんでした。
大学を卒業してからは、自宅近くの保育園で補助として働かせてもらいました。保育士資格はなかったですが、補助なら雇ってもらえるとのことで、ありがたく働かせてもらっていました。
現場では、教科書では学べないことが学べますし、毎日が実践なので、とてもいい経験をさせてもらいました。
ベテランの先生方の保育を見させてもらったり、お手伝いしたりして、私も少しずつ経験を積んでいきました。
保育士資格を取得するのに3年かかりました
実際、働きながら勉強をするというのは、私が思っていた以上にかなり大変でした。言い訳になってしまいますが、1日仕事をして帰ってくると、体力的にかなり疲れているので、勉強をしようと思えない日も多かったです。
でも、資格を取って、保育士として働くのが目標でしたので、なんとか勉強をしました。
休日にまとめてやったり、平日も時間を決めて勉強しました。
保育士試験の筆記試験は全部で9科目あります。筆記試験で全科目合格したら、実技試験が受けられます。
一度合格した科目は、3年目まで有効なので、とにかく3年で合格を目指しました。合格ラインも60%ですので、満点を目指さなくても大丈夫でした。だからといって、気は抜けませんでしたけど(笑)小心者なんです・・・
でも、筆記試験は択一式でマークシートでの回答なので、万が一答えが分からなくても、択一の中の回答から答えを探すこともできました!かなりありがたかったです。
そうこうして2年目に、やっと筆記試験全科目合格したので、実技試験を受けることができました。
でも2年目の実技試験は、絵画と言語を受けて、「絵画」が合格点に達せず、不合格となりました。
3年目、絵画のみ予備校へ通って、めでたく合格することが出来ました。絵画の予備校の話について詳しくは、今度書こうと思っています。
実技試験は3分野から2分野を選択しました。
(1)音楽表現に関する技術 (2)造形表現に関する技術 (3)言語表現に関する技術
(1)はピアノでの弾き語り、(2)はテーマに沿った絵画、(3)はお話を口頭で演じるものでした。
私は、ピアノが苦手でしたので、(2)「絵画」と(3)「言語」を選びました。
絵画は、先生と子供達の楽しそうに遊んでいる絵を書きました。
お話は、「ぐりとぐら」を覚えて、試験監督を園児に見立ててお話しました。
なんとか合格できたときは、心底ホッとしました。
「大学まで出させてもらったのに、3年もかかって保育士資格を取っているなんてどうかしている」・・・と言われたこともあったし、「どうせ受かる気ないんでしょ」・・・と言われたこともありました。思い出すと悲しいですが、その言葉にも負けずに、合格目指してやってきてよかったと思います。
今、保育士資格を取るために勉強をしている方、きっと大丈夫ですので、そのままがんばってください!
保育士試験科目一覧
保育士試験科目一覧を載せておきますね。
(もしかしたら、年度によって科目等が変わることもあるかもしれないので、厚生労働省のホームページなどでしっかりと情報を掴んでおいてくださいね♪)
保育士試験は全部で9科目。
筆記試験
(1)保育原理 (2)教育原理 (3)社会的養護 (4)児童家庭福祉 (5)社会福祉 (6)保育の心理学 (7)子どもの保健 (8)子どもの食と栄養 (9)保育実習理論
筆記試験に全科目合格したら実技試験が受けられます。
実技試験
(1)音楽表現に関する技術 (2)造形表現に関する技術 (3)言語表現に関する技術の3分野から、受験者が希望する2分野を選択
幼稚園教諭免許を持っていれば、「保育の心理学」(筆記試験)、「教育原理」(筆記試験)、「実技試験」が免除となります。
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