餅つき会や焼き芋会などの、園行事がなくなろうとしています。理由は、衛生上の問題からです。餅つき会などを開催する時期は冬で、ノロウイルスなどの感染症が流行る時期でもあります。
なので、集団感染を懸念して、餅つき会などの行事自体を中止にしてしまおうという考えが広まっています。もちろん、衛生上の課題を乗り越えて、衛生管理をしっかりとした上で、餅つき会を行う園もあると思います。
衛生上の理由から【中止】を決断した園長先生の気持ちも分からなくないので、もどかしいところです。
昔ながらの伝統的な行事を、園で経験させられる機会がなくなるのは寂しいですが、感染症が広まってしまうのはあってはならないことなので、衛生上の理由を優先させるのは1つの考え方として尊重されるものだと思います。
餅つきを家でやらない家庭が多いので、せめて園の行事として取り入れたいという思いが、保育士にはあります。時代の流れもあるかと思いますが、慎重にならざるをえない部分があるのも事実です。
と、いろいろ書きましたが、子ども達が安全に楽しく過ごせることが1番なので、餅つき会ができないから寂しい・・・で終わってしまうのでなく、絵本や紙芝居で餅つき風景を伝えたり、和菓子屋などの餅を買って、餅を食べる経験をしたり、工夫次第でいろいろ取り入れられそうです。
私の勤務先では、餅つき会をどうするか話し合い中です。話がいい方向でまとまりますように・・・
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