女性の保育士が多いので、この時期ならではの悩みとして「女の子の日」のプール指導が挙げられます。
女の子の日は体や心の不調がある人も多く、できればプール指導は控えたいですよね。もちろん、プール内に浸かると、子どもたちにとっても本人にとっても衛生的によくないので、浸かることはまずないかと思いますが、一緒に入って遊ぶ程度なら、多くの保育士さんが経験しているかと思います。
今は、女の子の日の用品も品数が多くいろんなシーンに合わせたものが出ているので、プールに入っても大丈夫な用品があると思います。それらを使ってプールに入っているという保育士さんもいると思いますが、私は浸からずに、遊びだけで対応するタイプです。
どちらがよくてどちらが悪いということでもないと思いますので、優劣をつけたくて話しているわけではありません。
そんな女の子の日のプール指導ですが、頭の硬い上司の中には「それくらいでプール入れないなんて、何言ってるの?私が若いの頃は・・・」と続きます。女の子の日の体調の悪さは、本人にしかわからず、症状が全く無い人もいるので、その人から見れば「甘えてる」と思われても仕方ないのかなと思いますが、症状がひどい人からしたら仕事どころではないくらい痛かったりしんどかったりしますもんね。
そういう考えの方がいるので、プールだからといって「交代」を頼むわけにはいきません。上司にばれないように、担任同士で「私が今日は入るから、あなたは監視役をお願いね」といったことはしますが、園全体でのフォローはまずないですね。
話が逸れますが、水遊びの事故は怖いので、子どもたちと遊ぶ係と監視に徹する係を決めて、最低2人の保育士で対応するようにしています。監視役の先生は、子どもたちが潜っているのか溺れかけているのか、遊びの流れで溺れそうになっていないか、ふとした瞬間の子供の様子はどうかなど、常に注意して見ています。子どもが溺れるのは一瞬だそうなので、少しでも変化があればすぐに対応できるようにしています。水遊びの事故はあってはならないですが、万が一起きてしまったときでもすぐに対応し、被害を最小限にするような体制はとっています。水遊びは楽しいですが、危険と紙一重ですね。
話を戻すと、やはり女の子の日への配慮は、同じ女性として持っていたい気持ちだなと感じています。もし、私が上司になるような機会があれば、若い保育士さんの気持ちを汲み取れるような上司になりたいなと思います。口で言うのは簡単ですが、いざ行動に移すのは難しいかな(>ω<)でも、理想は高くですね(笑)
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