感染性胃腸炎と細菌性胃腸炎について

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保育ひろば

感染性胃腸炎とやけどについての勉強をしたので、復習も兼ねて紹介します。
感染性胃腸炎感染性胃腸炎とは、ウィルスや細菌によって腹痛や下痢を起こす病気の総称です。冬に流行する乳幼児の胃腸炎のほとんどがウィルス性のものです。

 

ウイルス性胃腸炎

冬にかかりやすい病気ですが、原因になるウィルスは数多く、初秋から春先にはノロウィルス、真冬にはロタウィルスが流行し、アデノウイルスは夏をピークに1年中見られます。ロタウィルスは3歳未満の乳幼児が中心で、ノロウィルスはすべての年齢層で患者が見られます。

 

どのウィルスも感染力が強く、ウィルスの量が少量でも感染するので、集団発生に注意が必要です。

 

 

ノロウイルス

【主な症状】
急激な嘔吐や白っぽい下痢、発熱から始まります。症状がひどい場合は、脱水症状を起こすこともあります。

 

【潜伏期間】

感染してから発病するまでの潜伏期間は、平均1日~2日(短くて数時間から数日)となります。

 

ノロウイルスが原因の場合、ひどい下痢や熱は1から2日で落ち着きます。しかし、乳幼児や高齢者、もともと病気がある方など抵抗力の弱い方が発病すると重症になることがあります。また、症状が治まり回復した後も、2から3週間ほど便の中にウィルスが排出されるので、取り扱いには十分に注意をして適切な処理をしましょう。

 

 

 

ロタウイルス

【症状】

主な症状は、下痢、嘔吐、発熱です。米のとぎ汁のような白色の水様の下痢便が特徴です。

 

【潜伏期間】

潜伏期間は約2日です。

 

ロタウィルスが原因の場合、症状はノロウィルスよりも重く、下痢は1週間ほど続くことがあります。発熱は半日から1日で治まることが多いです。生後6ヶ月から2歳を中心に乳幼児で多く発症します。成人では、感染しても発病しない不顕症感性が多いと言われていますが、発病する場合もあります。1月から4月に発生が多いとされています。また、症状が治まり回復した後も、2から3週間ほど便の中にウィルスが排出されるので、取り扱いには十分に注意をして適切な処理をしましょう。

 

感染経路

【人から人への感染】

感染者の嘔吐物や便を触った手や、手で触れたものを介して口に入り感染します。また、嘔吐物の飛沫から感染する場合もあります。人によっては、感染しても発病しないこともありますが、ウイルスを排出する場合があり、知らない間に感染が拡がっていることもあります。

 

【汚染された水、食品からの感染】

食品からの感染で多いのは貝類によるもので、汚染された二枚貝を生や加熱が不十分なまま食べることで感染します。

 

 

感染予防の3つのポイント

  1. 素早く処理する
  2. 乾燥させない
  3. 消毒する

 

 

【嘔吐物や便の処理】

ウイルスによる感染性胃腸炎では、感染している人の嘔吐物や便から二次感染します。ウイルスが乾燥すると、容易に空中に漂い、その飛沫(1~2m程度飛沫する)をわずかにでも吸い込むことで感染するため、処理には3つのポイントを意識しましょう。

 

 

 

細菌性胃腸炎

細菌性胃腸炎は、ウィルスでなく細菌が原因で起こる胃腸炎です。食中毒のことも多く、原因菌のついた食品を食べることなので感染します。夏に限らず、1年中起こります。症状はウィルス性よりも重症度が高いことが多いです。

 

【主な原因菌】

  • カンピロバクター
    肉などが発生源です。十分な加熱をして感染を防ぎましょう。

 

  • 黄色ブドウ球菌
    人の鼻、喉などに常在する人です。加工食品や傷のある手で作ったおにぎりなどが感染源になります。

 

  • サルモネラ菌
    卵や卵の加工品、肉、犬や猫などのペットの糞にいます。

 

  • 病原性大腸菌
    病原性大腸菌の腸管出血性大腸菌(o-157などは)重篤な症状起こして命に関わることがあります。

 

 

何度も下痢や嘔吐をする、発熱している、腹痛がひどい、尿量が少ない(脱水症状の1つ)、元気がなくぐったりしている時は早めに小児科を受診するようにしましょう。

 

 

 

 

まとめ

感染性胃腸炎や細菌性胃腸炎など、冬だけでなく1年中注意が必要なんですね。手洗いなど予防をしっかりて、健康に過ごしたいです。また、保育園や幼稚園での指導もしっかりしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

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