夏の疲労回復・応急手当

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夏の疲労回復、応急手当についての講習会があったので紹介します。

 

 

夏の疲労回復

8月終わりから9月頃は、1日の気温差が大きく体調を崩しやすい時期でもあります寝冷えをしたり、生中は汗を書いたりと、体温調整が難しいので衣服等で調整して過ごしましょう。

 

また、夏の疲労回復のためにも、もう一度規則正しい生活について振り返ってみましょう。

 

 

【朝日は眠りを促す素敵な魔法!】
朝の心地よい目覚めは楽しい1日の始まりです。朝日のエネルギーをたっぷり浴びて、朝ご飯をしっかり食べて、ウンチを出して、昼間は元気に遊びましょう。きっと夜はぐっすり眠れます。朝日を浴びることで体内リズムが整い、自律神経の働きが活発になります。朝日を浴びる事で、心を穏やかにするセロトニンの働きが高まります。

 

 

睡眠リズムを整えるための9つの約束

 

  1. 朝眠たそうにしていても時間になったら起こす。
  2. 夜は、興奮することを控え家族でゆっくりとした気持ちで過ごす。
  3. 部屋の明かりを暗くして寝る態勢を作る。
  4. パジャマに着替えたら「ねんね」と言うパターンを作る。
  5. 布団に入る時間を毎日同じ時間にして、寝る習慣をつける。
  6. 大人も早寝早起きを心がける。
  7. 寝る前の絵本は区切りのいいところまでにして「ここまで読んだらねんねしようね」と自覚させる。
  8. 仕事で遅く帰ってきても子供起こさないように心がける。
  9. 子供が望めば添い寝をする。

 

1日の睡眠時間はどのくらい必要?

睡眠時間の目安は、1歳児で11~13時間、1歳半~3歳児で12時間、6歳児で10時間と考えられています。ただしこれらは目安で、昼間子供が機嫌よく元気に過ごしていれば睡眠は足りていると考えられます。

 

ただし遅寝遅起きの子供の場合、遅く寝たことによる睡眠不足を、朝寝坊や昼寝で取り返す事はできないそうです。

 

 

応急処置

【痙攣(けいれん)を起こしたとき】

  • 周りの安全確認。
  • 保護者に連絡。
  • 必要に応じて救急車の要請。
  • 発見者はその場から離れない。
  • 呼吸しやすいように衣服を緩める(窒息のおそれがあるため、タオルなどは噛ませないほうがいいです。指も口に入れないほうがいいです)。
  • 顔を横向きにする(吐物を詰まらせないため)。
  • 痙攣(けいれん)の時間を計る。
  • 痙攣(けいれん)の様子を見る(どのような形、目の向き、体の動きなど)。
  • 呼吸の有無、顔色、体温、意識の有無の確認(意識のない時は、特に口に指を入れて吐物を出そうとしないでください)。
  • 薬の処方があれば使用する(依頼書に基づく)。

 

【薬を使用するときの注意点】
依頼書、薬、本人の名前が一致しているかを確認します。薬が依頼書と同じものかを確認します一介分の量を確認します。1人ではなく必ず2人以上で声に出して確認をしてから使用しましょう。

 

 

 

【頭を打ったとき】

  • 冷やして安静にする。

 

  • 繰り返し嘔吐がある・・・横向きに寝かせる、救急車の要請。
  • 顔色が悪く元気がない、ぼーっとしている・・・安静にする、救急車の要請。
  • 意識がない・・・心肺蘇生の実施、救急車の要請。

 

頭を強く打ったときは、打ったその時や受診時に異常がなくても、その後72時間(3日程度)は注意して様子を観察しましょう。脳震盪(のうしんとう)などの症状が出るかもしれないので注意して見守りましょう。様子がおかしかったらすぐに救急車を呼びましょう。

 

 

 

まとめ

残暑も厳しい中で、体力を奪われたり、夏の疲れがたまっていたりするので、病気や怪我に注意が必要です。少しの気の緩みが、大怪我などにつながるので、保育園や幼稚園に勤めているものとして、気を引き締めて仕事をしたいと思います。

 

また、家庭でもお子さんの様子をよくみられて、変化があったら早めの受診ができるといいですね。保護者の方も倒れないように、無理せず、自己管理も同時になさってくださいね。

 

 

 

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